ダイアナ株式会社は、首都圏を中心に全国86の店舗を展開されています。婦人靴・ハンドバッグを中心としたオリジナルブランドの販売・商品企画を行っています。
今回は、デジタルマーケティング部の毛利さまと秋本さまにどのような経緯でSTORECASTを導入し、課題の解決に向けてSTORECASTをどのように運用されているかをお聞きしました。
・まずお二人の業務をお聞きしてもよろしいでしょうか。
毛利:
デジタルマーケティング部のマネージャーとして、ECの売上管理から在庫管理や物流、お客さま対応までの運営全般を見ています。またその他にSNSなどのデジタル施策も見ています。
秋本:
同じく、デジタルマーケティング部に所属しています。その中でSNS(Twitter、Facebook)運用の担当をしています。SNSとの連携も関連するため、御社のSTORECASTの運用をメインで担当しています。
・STORECAST導入までの経緯をお聞かせください。
毛利:
導入前はGoogleマップの担当者がいなかったこともあって、自社の店舗をGoogleマップで検索した際に、弊社の店舗と全く関係のない写真が表示されてしまっていることがありました。
デジタルマーケティング部は、もともとECメインの部署ではありましたが、弊社の理念として「お客さまには、ECも店舗も区別なく買い回りしてほしい」というものがあったので、ECだけを考えるのではなく、店舗の支援にもなると考えてGoogleマップの運用を私たちのチームで担当することにしました。
担当することが決まった際に、どうしていこうかと思った時にちょうどSTORECASTをご紹介いただきました。
秋本:
STORECASTの導入を検討していく中で、特に下記の3つに魅力を感じたため、導入を決めました。
・STORECASTの運用を開始するにあたって、何か困ったことや大変だったことはありますか。
毛利:
導入することが決定されてからは、非常にスムーズに進んでいきました。
アカウントを作成いただいた後にログインしてみましたが、管理画面も難しいところはなく、使いやすいUIだったので直感的に利用できました。
また、分からない部分があった際も、すぐにチャットでご返答をいただけたので、スムーズに運用を行えています。普段、デジタルをあまり利用していない店舗側でも、iPadを使って運用をしていますが、問題なく利用できています。
・STORECASTをどのように運用されていますか。
毛利:
運用のメインは写真投稿です。導入してから3ヶ月程度は、毎月一度店舗側に「オススメ商品の写真をあげてほしい」や「季節が変わったら季節の商品をあげてほしい」などと喚起をしていました。今は喚起しなくても、店舗側で自主的に投稿してくれる流れが出来つつあります。営業時間の変更に関しては、既に店舗側がすべて対応してくれるようになっています。
「なぜやるのか」「やることで店舗の売上があがるのか」を丁寧に店舗側に説明することで協力的に参加してもらえていると思っています。
秋本:
投稿している画像は、店舗のウィンドウ、ファザード(店舗の正面)と、あとは商品です。商品単体の写真も集客に効果的だと教えていただいたので、それを各店舗に共有したこともあって、商品単体の写真をあげている店舗は多いです。
本部としては、その写真投稿を店舗がしっかり行えているかを確認しています。
・今後の運用の方向性についてお聞かせください。
秋本:
投稿画像の確認だけではなく、インサイトで投稿のクリック数などの詳細情報を分析して、次の投稿のアクションを考えていけるようにしていきたいと思っています。
インサイトを見ることでわかってくることは多くて、やはりセール実施日にはアクセスが増えるなど、改めて実感したりしています。セール情報が効果的であるとわかれば、それをできるだけいろいろなプラットフォームに発信したほうが良いと考えられるので、次のTwitter、Facebookの投稿はセール情報にしようかななど、今後のアクションにつなげていけます。
今、インスタライブをしているのですが、インスタライブが店舗来店にも貢献するのかどうかもアクセス数を見て分析できてくるといいなと思っています。
毛利:
コロナ禍で、今は実店舗にはなかなか行きにくい状況ですが、店舗にご来店いただいた時には良い購買体験を提供したいと思っているので、顧客体験向上のためにGoogleマップを利用できればいいなと思っています。
・毛利さま、秋本さま、本日はありがとうございました!